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ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ブロマゼパム坐剤3mg「サンド」
主成分 ブロマゼパム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 乳白色の紡錘状の坐剤、長さ27.0mm
商品画像
製薬会社 サンド株式会社
効能 ベンゾジアゼピン系トランキライザーで、脳に作用して睡眠麻酔増強、鎮痛、筋弛緩作用を示し、不安、緊張などを和らげます。
通常、麻酔前投薬に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、重症筋無力症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1個(主成分として3mg)を手術前夜または麻酔前に直腸内に挿入します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 肛門から直腸内に入れて外用にのみ使用します。できるだけ排便後に使用してください。
  • 使い忘れた場合は、手術前夜の寝つく前に気がついた時は、すぐに使用してください。手術日朝に気がついた時は、使い忘れた分は使用しないで、使用しなかったことを医師または看護師に伝えてください。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠くなったり、注意力・集中力・反射運動能力などが低下することがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • 飲酒により作用が強くあらわれることがありますので、使用中の飲酒は控えてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、過敏症状、覚せい遅延、眠気、ふらつき、吐き気・嘔吐、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 使用を中止しようとしても止められない、(中止により)けいれん・手足のふるえ・不眠など [依存性]
  • 意識が乱れて正常な思考ができなくなる・考えがまとまらない、幻覚、錯乱 [刺激興奮、錯乱]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避け、冷所(冷蔵庫)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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