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ドパゾール錠200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドパゾール錠200mg
主成分 レボドパ
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 黄橙色の錠剤、直径9.2mm、厚さ4.9mm
商品画像
製薬会社 アルフレッサ ファーマ株式会社
効能 脳内で不足しているドパミンを補い、パーキンソン氏病・パーキンソン症候群に伴う日常生活動作の障害、手足のふるえ、姿勢異常、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりする症状を改善します。
通常、パーキンソン氏病・パーキンソン症候群の治療および予防に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、胃潰瘍・十二指腸潰瘍またはその既往歴がある。糖尿病、心・肺疾患、気管支喘息または内分泌系疾患、慢性開放隅角緑内障、自殺傾向などの精神症状、腎機能障害、肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は初回1日1~3錠(主成分として0.2~0.6g)を1~3回に分けて食後に服用し、2~3日毎に1日1~2錠(0.2~0.4g)ずつ徐々に増量され、2~4週間後に維持量として1日10~18錠(2.0~3.6g)を服用しますが、年齢・症状に応じて適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 突然の睡眠、傾眠(ぼんやり)、物が見えづらくなる、注意力・集中力・反射機能などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、不随意運動(意思と関係なく勝手に動く)、起立性低血圧などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱、意識障害、筋肉のこわばり [悪性症候群]
  • 考えがまとまらない、現実には存在しない物が見えたり、ない音が聞こえる、気分が憂うつでやる気がしない [錯乱、幻覚、抑うつ]
  • めまい、皮膚や白目が黄色くなる、四肢などの皮下出血 [溶血性貧血、血小板減少]
  • 前兆もなく突然眠くなる [突発的睡眠]
  • 眼痛、頭痛、目のかすみ [閉塞隅角緑内障]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 閉塞隅角緑内障のおそれのある場合は、隅角検査あるいは眼圧検査を行ってください。
  • [ご家族の方へ]社会的に不利な結果を招くにもかかわらずギャンブルや過剰で無計画な買い物を繰り返したり、性欲や食欲が病的に亢進するなど、衝動が抑えられない症状があらわれることがあります。また、この薬を必要量を超えて求めることがあります。患者さんや家族などの方は、医師からこれらについて理解できるまで説明を受けてください。また、これらの症状があらわれた場合には医師に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳2,02610~14歳0
    15~19歳2,04715~19歳3,313
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳2,090
    30~34歳030~34歳2,539
    35~39歳5,93435~39歳2,958
    40~44歳4,09240~44歳9,774
    45~49歳1,49345~49歳3,548
    50~54歳3,17950~54歳2,660
    55~59歳10,71855~59歳11,786
    60~64歳8,18160~64歳1,367
    65~69歳19,04965~69歳14,536
    70~74歳18,31870~74歳48,200
    75~79歳24,73475~79歳47,437
    80~84歳47,96280~84歳48,100
    85~89歳15,35085~89歳47,880
    90歳以上5,89290歳以上37,233