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メサラジン錠250mg「ケミファ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 メサラジン錠250mg「ケミファ」
主成分 メサラジン
分類名称 その他の消化器官用薬
剤形 灰白色~淡灰黄色の斑点入りの白色~淡黄色の錠剤、直径9.5mm、厚さ4.8mm
商品画像
製薬会社 共創未来ファーマ株式会社
効能 炎症細胞から放出される活性酸素を除去し、ロイコトリエンの合成を抑制することにより、腸管での炎症の進展や組織の障害を抑えます。
通常、潰瘍性大腸炎やクローン病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 潰瘍性大腸炎:通常、成人は1日6錠(主成分として1,500mg)を3回に分けて食後に服用しますが、寛解期には必要に応じて1日1回の服用となることがあります。年齢・症状により適宜増減されますが、1日9錠(2,250mg)を超えることはありません。ただし、活動期には必要に応じて1日16錠(4,000mg)を2回に分けて服用となることがあります。通常、小児は1日主成分として体重あたり30~60mgを3回に分けて食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日9錠(2,250mg)を超えることはありません。
    クローン病:通常、成人は1日6~12錠(1,500~3,000mg)を3回に分けて食後に服用しますが、年齢・症状により適宜減量されます。通常、小児は1日主成分として体重あたり40~60mgを3回に分けて食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    本剤は1錠中に主成分を250mg含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 本剤は二分割して服用できますが、放出を調節している製剤ですので、かまずに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にすぐ飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 便中に白いものが混じることがありますが、水に不溶なコーティング剤のエチルセルロースですので、心配いりません。
  • 副作用 主な副作用として、下血、血便、腹痛、発疹、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺疾患]
  • 胸部痛、発熱、呼吸困難 [心筋炎、心膜炎、胸膜炎]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎不全]
  • 全身倦怠感、頭痛、歯ぐきの出血・皮下出血 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症]
  • はきけ、食欲不振、全身倦怠感 [肝炎、肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳4,579
    10~14歳12,06010~14歳18,944
    15~19歳57,01415~19歳7,521
    20~24歳108,32920~24歳31,255
    25~29歳143,67225~29歳37,031
    30~34歳148,37830~34歳83,330
    35~39歳167,67735~39歳79,344
    40~44歳196,81640~44歳100,465
    45~49歳250,98645~49歳124,896
    50~54歳224,75850~54歳107,175
    55~59歳178,29855~59歳67,621
    60~64歳133,27160~64歳78,280
    65~69歳124,27065~69歳101,366
    70~74歳91,16070~74歳63,585
    75~79歳47,07175~79歳64,251
    80~84歳35,18480~84歳53,495
    85~89歳13,17185~89歳32,267
    90歳以上2,45190歳以上11,496