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ペラゾリン細粒800mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ペラゾリン細粒800mg
主成分 ソブゾキサン
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 白色の細粒剤
商品画像
製薬会社 全薬工業株式会社
効能 細胞のDNA(デオキシリボ核酸)の複製に関わる酵素の働きを抑えて、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、悪性リンパ腫、成人T細胞白血病リンパ腫に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、腎障害、肝障害、消化管潰瘍がある。感染症、水痘(水ぼうそう)にかかっている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1日2包(主成分として1,600mg)を1回または2回に分けて、5日間毎日服用し、2~3週間休みます。これを1クールとして繰り返します。
    なお、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、病期によっては1日3包(主成分として2,400mg)まで増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いた時点で1回分飲んでください。ただし、次に服用する時間が近い場合は服用せず、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。また、飲み忘れたことを医師に伝えてください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 使用中は頻回に臨床検査(血液、肝機能、腎機能検査など)が行われますので、受診日や指示された検査を守ってください。
  • 副作用 主な副作用として、貧血、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血、発熱、倦怠感 [汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血]
  • 出血症状(歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血など) [出血傾向]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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