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アマージ錠2.5mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アマージ錠2.5mg
主成分 ナラトリプタン塩酸塩
分類名称 血管収縮剤
剤形 緑色のD形錠剤、長径13.5mm、短径7.5mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 グラクソ・スミスクライン株式会社
効能 片頭痛が起こったときの過度に拡張した頭蓋内外の血管を収縮させて正常にし、また、炎症を起こす物質の放出を抑えてその血管周囲の炎症を抑えます。
通常、片頭痛の発作の治療に用いられます。発作予防のために使用する薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓病がある、または既往歴がある。脳血管障害の既往歴がある。末梢血管障害、高血圧、肝臓病、腎臓病、てんかんなど器質的脳疾患がある。家族性片麻痺性片頭痛、孤発性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛あるいは眼筋麻痺性片頭痛がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠(ナラトリプタンとして2.5mg)を片頭痛の頭痛発現時に服用します。効果が不十分な場合には追加服用することができますが、前の服用から4時間以上あけてください。ただし、1日の総服用量は2錠(5mg)以内とされています。なお、肝臓病または腎臓病がある場合、1日の総服用量は1錠(2.5mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 片頭痛に効果がまったくない場合は、その頭痛に対してそれ以上この薬を飲まないでください。片頭痛でない可能性があり、危険な頭痛を見逃すおそれがあります。必ず医師に相談してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 生活上の注意
  • 心血管系の病気がない人でも、心臓に重篤な障害が極めてまれに起こることがありますので、異常を感じた場合には、ただちに医師に連絡してください。
  • 頭痛発現時あるいはこの薬を使用した後に眠気を催すことがありますので、この薬を使用している間は自動車の運転など危険を伴う機械操作などはしないでください。
  • この薬を含むトリプタン系の薬により、頭痛が悪化することがあるので、この薬を使用しても良くならない場合には医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、嘔吐、身体各部の痛みなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、冷汗、立ちくらみ [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 胸痛、胸部圧迫感、冷汗 [虚血性心疾患様症状]
  • 頭痛の悪化、改善されない頭痛 [薬剤の使用過多による頭痛]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 乳幼児誤飲防止包装のため、取り出しにくくなっています。医師または薬剤師の指示に従って開封してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管収縮剤
    同じ成分の薬を探す ナラトリプタン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す グラクソ・スミスクライン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳7,56010~14歳16,020
    15~19歳11,76715~19歳47,041
    20~24歳6,47320~24歳52,185
    25~29歳11,96525~29歳87,564
    30~34歳20,62530~34歳154,616
    35~39歳27,78235~39歳263,743
    40~44歳38,86240~44歳401,184
    45~49歳41,36145~49歳452,523
    50~54歳34,33050~54歳324,135
    55~59歳20,03955~59歳170,575
    60~64歳12,28560~64歳83,107
    65~69歳7,48065~69歳45,857
    70~74歳6,77070~74歳27,215
    75~79歳3,32675~79歳18,382
    80~84歳3,95680~84歳12,600
    85~89歳1,57385~89歳5,604
    90歳以上090歳以上2,449