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エフピーOD錠2.5

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 エフピーOD錠2.5
主成分 セレギリン塩酸塩
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 淡黄色~黄色の斑点がある白色~微黄色の錠剤、直径7.5mm、厚さ4.2mm
商品画像
製薬会社 エフピー株式会社
効能 選択的MAO-B(モノアミン酸化酵素B型)阻害剤で、脳内のドパミンの分解を防ぐことによって、ドパミン量を正常なレベルに近づけ、パーキンソン病症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。統合失調症、薬物依存症またはその既往歴がある、狭心症、肝臓または腎臓に障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • レボドパ含有製剤を併用する場合:通常、成人は1回1錠(主成分として2.5mg)を1日1回朝食後に服用します。2週間ごとに1日1錠(2.5mg)ずつ増量し、最適な維持量(標準1日7.5mg)が決められます。1日量2錠(5mg)以上の場合は1日2回朝食後と昼食後に分けて服用しますが、1日量3錠(7.5mg)の場合は朝食後2錠(5mg)、昼食後1錠(2.5mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが1日4錠(10mg)を超えることはありません。本剤は他のレボドパ含有製剤と併用されます。
    レボドパ含有製剤を併用しない場合:通常、成人は1回1錠を1日1回朝食後に服用します。2週間ごとに1日1錠(2.5mg)ずつ増量し、1日4錠(10mg)とします。1日量2錠(5mg)以上の場合は1日2回朝食後と昼食後に分けて服用しますが、1日量3錠(7.5mg)の場合は朝食後2錠(5mg)、昼食後1錠(2.5mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが1日4錠(10mg)を超えることはありません。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は舌の上で唾液を含ませ、舌で軽くつぶし、唾液のみで飲むことができます。また、水で飲むこともできます。なお、寝たままの状態では、水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときすぐに忘れた1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分を抜き、次回から指示通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。
  • 生活上の注意
  • めまい、注意力・集中力・反射機能などの低下が起こることがありますので、車の運転や機械の操作、高所作業など危険をともなう作業はさけてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気・嘔吐、不随意運動(手足が勝手に動く)、幻覚、食欲不振、めまい、ふらつき、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • ないものが見えたり、意識が乱れ正常な思考ができない [幻覚、妄想、錯乱、せん妄]
  • 胸の痛み、圧迫感 [狭心症]
  • 高熱、意識障害、筋肉のこわばり [悪性症候群]
  • 意識障害、意識消失、めまい [低血糖]
  • みぞおちの痛み、吐き気、胸やけ [胃潰瘍]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • この薬は医師の診断により処方されたものなので、他の人または他の目的には使用しないでください。
  • 薬が残った場合、受け取った病院または薬局に返却してください。
  • この薬を海外に持ち出す場合または海外から持ち込む場合には事前に申請が必要です。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す セレギリン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す エフピー株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳1,5000~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳1,13520~24歳0
    25~29歳1,23525~29歳1,754
    30~34歳4,31130~34歳5,094
    35~39歳19,50435~39歳11,041
    40~44歳64,74340~44歳34,469
    45~49歳165,46045~49歳112,855
    50~54歳294,17650~54歳228,653
    55~59歳573,13955~59歳448,191
    60~64歳945,82160~64歳837,711
    65~69歳1,739,87965~69歳1,768,196
    70~74歳2,141,88270~74歳2,203,530
    75~79歳2,266,99875~79歳2,476,396
    80~84歳1,542,17180~84歳1,753,965
    85~89歳554,81185~89歳877,150
    90歳以上109,36690歳以上226,489