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リボトリール錠2mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リボトリール錠2mg
主成分 クロナゼパム
分類名称 抗てんかん剤
剤形 うすいだいだい色の錠剤、直径約8.0mm、厚さ約2.3mm
商品画像
製薬会社 太陽ファルマ株式会社
効能 脳のベンゾジアゼピン受容体に作用し、脳の興奮している状態をしずめ、てんかん発作(けいれん、意識消失など)を抑えます。
通常、小型(運動)発作、精神運動発作、自律神経発作の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、重症筋無力症、心障害、肝障害、腎障害、脳に障害がある、呼吸機能が低下している、体が衰弱している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 成人・小児:通常、成人と小児は初回量主成分として1日0.5~1mgを1~3回に分けて服用します。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量されます。通常、維持量は1日2~6mgを1~3回に分けて服用します。
    乳・幼児:通常、乳・幼児は初回量主成分として1日体重1kgあたり0.025mgを1~3回に分けて服用します。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量されます。通常、維持量は1日体重1kgあたり0.1mgを1~3回に分けて服用します。
    いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分2mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いたらすぐに忘れた1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。急に薬の飲む量を減らしたり飲むのを中止したりすると、てんかん発作を繰り返し、なかなか回復しない状態があらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • 服用中にアルコールを飲用すると薬の作用が強く出るので控えてください。
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下を起こすことがあるので車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、ふらつき、喘鳴、過敏症状、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 薬をやめられない、薬を中止すると手足のふるえ、不眠・不安・けいれん・幻覚などの症状 [依存性]
  • 呼吸が速く浅くなり息苦しくなる、睡眠中の呼吸が速くなる [呼吸抑制、睡眠中の多呼吸発作]
  • 意識が乱れる、正常な思考ができない [刺激興奮、錯乱]
  • からだがだるい、吐き気、おう吐、食欲不振、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗てんかん剤
    同じ成分の薬を探す クロナゼパム
    同じ製薬会社の薬を探す 太陽ファルマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳3,01410~14歳1,297
    15~19歳12,88415~19歳13,133
    20~24歳43,35120~24歳59,901
    25~29歳93,47025~29歳118,694
    30~34歳170,65230~34歳188,677
    35~39歳230,07835~39歳229,550
    40~44歳287,73340~44歳303,768
    45~49歳320,21745~49歳341,701
    50~54歳259,20450~54歳244,068
    55~59歳157,56255~59歳156,026
    60~64歳112,81360~64歳112,957
    65~69歳88,63465~69歳102,411
    70~74歳63,28770~74歳63,339
    75~79歳54,00175~79歳62,996
    80~84歳18,37580~84歳30,287
    85~89歳8,85385~89歳11,386
    90歳以上3,72390歳以上3,207