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ベタナミン錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ベタナミン錠10mg
主成分 ペモリン
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ2.7mm
商品画像
製薬会社 株式会社三和化学研究所
効能 ナルコレプシーなど傾眠疾患に対して、覚せい作用、全般的精神賦活作用、大脳皮質の賦活作用と脳幹の鎮静作用を示します。また、中枢神経興奮作用に基づく抗うつ作用もあります。
通常、軽症うつ病、抑うつ神経症の治療や、ナルコレプシーなどの睡眠発作、傾眠傾向、精神的弛緩の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。不安・緊張・興奮性・焦燥・幻覚・妄想症状・強迫状態・ヒステリー状態・舞踏病がある、肝障害、緑内障、甲状腺機能亢進、不整頻拍、狭心症、動脈硬化症、てんかんなどの痙攣性疾患、高血圧、腎障害
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・用量
  • 軽症うつ病、抑うつ神経症:通常、成人は1回1~3錠(主成分として10~30mg)を1日1回朝食後に服用します。
    ナルコレプシー、ナルコレプシーの近縁傾眠疾患
    :通常、成人は1回1~10錠(主成分として10~100mg)を1日2回朝食後と昼食後に服用します。
    いずれも治療を受ける疾患や年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間は4時間以上間隔をあけてください。夕方以後に飲んではいけません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 覚醒効果があるため、夕方以後に飲むと夜に眠れなくなるので昼頃までに飲んでください。
  • 飲んでから15~30分たった頃に、かえって眠気が強くなることがあるので注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、口渇、不眠、胃腸障害、発汗、動悸、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身けん怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる [重篤な肝障害]
  • 薬がないといられない、薬物を中止すると手足が震え・不眠・不安・けいれん・幻覚などをおこす [薬物依存]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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