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フルコナゾールカプセル100mg「アメル」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 フルコナゾールカプセル100mg「アメル」
主成分 フルコナゾール
分類名称 その他の化学療法剤
剤形 だいだい色不透明の硬カプセル剤、長さ約15.9mm、直径約5.8mm
商品画像
製薬会社 共和薬品工業株式会社
効能 体の中のいろいろな部分で真菌(カビの一種)により起こる感染症に効果を示します。
通常、真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、カンジダ属に起因する腟炎および外陰腟炎の治療に用いられます。
また、造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害、心疾患がある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 成人
    カンジダ症:通常、1回主成分として50~100mgを1日1回服用します。
    クリプトコッカス症:通常、1回主成分として50~200mgを1日1回服用します。
    なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日量主成分として400mgまで増量されます。
    カンジダ属に起因する腟炎および外陰腟炎:通常、1回主成分として150mgを1回服用します。
    造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:通常、1回主成分として400mgを1日1回服用します。
    小児
    カンジダ症:通常、1回主成分として3mg/kgを1日1回服用します。
    クリプトコッカス症:通常、1回主成分として3~6mg/kgを1日1回服用します。
    なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日量として12mg/kgまで増量されます。
    造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:通常、1回主成分として12mg/kgを1日1回服用します。なお、状態に応じて適宜減量されます。
    ただし、1日量として400mgを超えません。
    新生児
    生後14日までの新生児は、主成分として小児と同じ用量を72時間毎に服用します。
    生後15日以降の新生児は、主成分として小児と同じ用量を48時間毎に服用します。
    本剤は1カプセル中に主成分100mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1日以内に気がついた場合であれば、気がついた時点で1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、吐き気、下痢、発疹、頭痛、むくみ、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 血管浮腫、顔面浮腫、かゆみ [ショック、アナフィラキシー]
  • 高熱、皮膚が赤くなる、口内炎 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症]
  • 出血しやすく止まりにくい、青あざができる、体がだるい [血液障害]
  • 尿の量が急に減った、手足や顔のむくみ、体がだるい [急性腎不全]
  • 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他の化学療法剤
    同じ成分の薬を探す フルコナゾール
    同じ製薬会社の薬を探す 共和薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,1925~9歳0
    10~14歳2,40610~14歳1,222
    15~19歳1,98815~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳2,49325~29歳0
    30~34歳1,00130~34歳3,003
    35~39歳2,73635~39歳3,099
    40~44歳3,73240~44歳2,559
    45~49歳3,70945~49歳5,812
    50~54歳7,56950~54歳3,935
    55~59歳7,93955~59歳6,966
    60~64歳9,32560~64歳10,591
    65~69歳14,63065~69歳10,106
    70~74歳22,28770~74歳13,789
    75~79歳18,70075~79歳14,207
    80~84歳12,70480~84歳10,860
    85~89歳5,69385~89歳6,254
    90歳以上2,51590歳以上1,529