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イムノブラダー膀注用80mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 イムノブラダー膀注用80mg
主成分 乾燥BCG膀胱内用 日本株
分類名称 その他の生物学的製剤
剤形 外用剤(膀胱内用)
商品画像
製薬会社 日本化薬株式会社
効能 免疫を介して、がん細胞が増えるのを抑え、腫瘍を小さくする作用を示します。
通常、表在性膀胱がん、膀胱上皮内がんの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。AIDS・白血病・悪性リンパ腫など併発疾患により免疫抑制状態、先天性または後天性免疫不全、HIVキャリア、活動性の結核症が明らかであるまたは結核既往歴がある、ツベルクリン反応強陽性である。熱性疾患、尿路感染症にかかっている。肉眼的血尿がある。BCG全身性過敏症反応の既往がある、抗がん療法(抗がん剤や放射線による治療)を受けている。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、週1回膀胱内に注入することを8週間繰り返します。
  • 効果を見ながら使用期間を決めています。具体的な使用期間については、医師にお聞きください。
  • この薬の使用前にツベルクリン反応検査を行うことがあります。
  • 生活上の注意
  • この薬を膀胱内に注入後、最初の排尿は、十分に排尿ができるように座って行ってください。またその時に立ちくらみを避けるため、急に立ち上がらないようにしてください。
  • この薬を膀胱内に注入後の最初の尿にはこの薬が出てくるため、その尿の取扱いについて担当の医師などの指示に従ってください。
  • 副作用 主な副作用として、排尿痛、頻尿、肉眼的血尿、発熱、発疹、皮疹、蕁麻疹、悪寒戦慄、体熱感、関節痛、腰痛、筋肉痛、下腹部痛、下腹部重圧感、鼠径部リンパ節腫脹、結膜炎、消耗、衰弱、食欲不振、倦怠感、吐き気、嘔吐、から咳などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 39℃以上の発熱、インフルエンザ様症状(38℃以上の発熱が2日以上続く)、倦怠感 [BCG感染]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
  • から咳、発疹 [全身性遅延型過敏性反応]
  • 頻尿、排尿痛、発熱 [萎縮膀胱]
  • 尿量減少、むくみ、食欲不振 [腎不全]
  • 目のかゆみや充血、関節の痛みや腫れ [ライター症候群(結膜炎、多発性関節炎など)]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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