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ワイパックス錠0.5

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ワイパックス錠0.5
主成分 ロラゼパム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の錠剤、直径約6.4mm、厚さ約2.4mm、重量約100mg
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体に結合することにより、不安や緊張を和らげます。
通常、神経症における不安・緊張・抑うつ、心身症(自律神経失調症、心臓神経症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日2~6錠(主成分として1~3mg)を2~3回に分けて服用しますが、年齢・症状によって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作や高いところでの作業などは避けてください。
  • この薬を続けて飲んでいると、薬を摂取したいと強く思いコントロールが出来ないなど、薬物依存の症状があらわれることがありますので、長期間の使用は避けることとされています。このような症状があらわれたら、医師に連絡してください。
  • この薬を続けて飲んでいて、薬の量を急激に減らしたり、中止したりすることで、けいれん発作(顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとする、意識の低下、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える)、せん妄(軽度の意識混濁、興奮状態、幻覚、妄想)、振戦(手足のふるえ、首のふるえ)、不眠、不安、幻覚、妄想などの離脱症状があらわれることがありますので、この薬を中止する場合には、徐々に減量されます。この薬の飲む量や飲む期間については医師の指示に従ってください。
  • 飲酒が薬の作用に影響するおそれがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、ふらつき、めまい、立ちくらみ、頭重、頭痛、不眠、動悸、吐き気、下痢、便秘、食欲不振、口渇、胃部不快感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 使用を中止しようとしても止められない、(中止により)けいれん・幻覚・手足の震え・不眠・不安 [依存性]
  • 意識が乱れ正常な思考ができない、考えがまとまらない、時間・場所が判らない [刺激興奮、錯乱]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • PTPシートまたは瓶の状態で保管し、服用直前にシートまたは瓶から取り出してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す ロラゼパム
    同じ製薬会社の薬を探す ファイザー株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳1,3855~9歳1,358
    10~14歳22,83910~14歳28,322
    15~19歳139,43715~19歳212,801
    20~24歳317,09520~24歳467,782
    25~29歳625,95825~29歳968,263
    30~34歳1,009,14930~34歳1,640,261
    35~39歳1,521,42035~39歳2,418,861
    40~44歳2,054,63740~44歳3,392,011
    45~49歳2,452,03545~49歳3,790,843
    50~54歳2,092,73550~54歳3,291,960
    55~59歳1,697,07055~59歳2,888,418
    60~64歳1,294,09360~64歳2,688,375
    65~69歳1,298,34065~69歳3,423,489
    70~74歳1,335,15370~74歳3,763,761
    75~79歳1,251,56175~79歳4,062,706
    80~84歳1,004,18180~84歳3,578,429
    85~89歳597,99285~89歳2,335,174
    90歳以上212,50290歳以上1,136,059