お薬検索

セレナール散10%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セレナール散10%
主成分 オキサゾラム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 ほとんど白色の散剤
商品画像
製薬会社 アルフレッサ ファーマ株式会社
効能 脳内に広く存在するベンゾジアゼピン受容体に作用して、神経系に抑制的に作用し、不安や緊張などを取り除く薬です。
不安・緊張・焦燥・抑うつ・意欲減退・易疲労性などの情動障害、神経症症状の解消などに効果があります。
通常、神経症における不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の治療に用いられます。また、心身症(消化器疾患、循環器疾患、内分泌系疾患、自律神経失調症)における身体症状ならびに不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。麻酔前にも投薬されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回0.1~0.2g(主成分として10~20mg)を1日3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    麻酔前に服用する場合は、10~20mg/kg(主成分として1~2mg/kg)を就寝前または手術前に服用しますが、年齢・症状・疾患により適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、けん怠感、ふらつき、発疹、かゆみ、じん麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • この薬の使用を中止しようとしても止められずに使用を続けたくなる [依存性]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 光によりわずかに着色することがありますが、効力に変化はありません。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す オキサゾラム
    同じ製薬会社の薬を探す アルフレッサ ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。