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リスミー錠2mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リスミー錠2mg
主成分 リルマザホン塩酸塩水和物
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ2.4mm
商品画像
製薬会社 共和薬品工業株式会社
効能 ベンゾジアゼピン系の睡眠誘導剤で、中枢神経に作用して大脳辺縁系の活動を低下させることにより、不安や緊張を和らげたり、睡眠を促します。
通常、不眠症の治療や麻酔前に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、重症筋無力症がある。肺性心、肺気腫、喘息および脳血管障害の急性期などで呼吸機能が低下している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 不眠症:通常、成人は1回半錠~1錠(主成分として1~2mg)を就寝前に服用します。
    麻酔前:通常、成人は1回1錠(主成分として2mg)を就寝前または手術前に服用します。
    いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、高齢者では1回1錠(2mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 不眠症に使用する場合、就寝の直前に飲んでください。就寝後一時的に起きて仕事などをする可能性がある場合は飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、不眠症に使用する場合、次の飲む時間(次の日の就寝前)に1回分を飲んでください。ただし、起床予定時間までに7時間以上あれば、気がついたときにすぐに飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • 翌朝以降まで眠気が残ったり、注意力・集中力が落ちたりすることがあるので、自動車の運転や危険をともなう機械の操作は避けてください。
  • アルコールにより薬の作用や副作用が強まることがあるので、飲酒を避けてください。
  • 授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気・残眠感、倦怠感、ふらつき、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しい、めまい、意識がぼんやりしたりなくなったりする [呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス]
  • (急に服用をやめたとき)実際にはない物が見えたり音が聞こえたりするように感じる、振戦(手足の震え)、不安 [依存性]
  • 意識が乱れる、正常な思考ができない、考えがまとまらない [刺激興奮、錯乱]
  • 中途覚醒時の出来事をおぼえていない、もうろうとした状態 [一過性前向性健忘、もうろう状態]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す リルマザホン塩酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 共和薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳1,00510~14歳1,374
    15~19歳5,79315~19歳10,881
    20~24歳18,72620~24歳29,563
    25~29歳37,74525~29歳62,044
    30~34歳72,66330~34歳104,124
    35~39歳114,34435~39歳155,269
    40~44歳175,44140~44歳216,875
    45~49歳264,22345~49歳313,304
    50~54歳268,27350~54歳304,902
    55~59歳264,91155~59歳343,759
    60~64歳311,44460~64歳414,049
    65~69歳471,53465~69歳691,349
    70~74歳613,64370~74歳1,014,079
    75~79歳784,66275~79歳1,438,679
    80~84歳700,66980~84歳1,453,486
    85~89歳473,01485~89歳1,135,975
    90歳以上196,70990歳以上669,790