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アモバン錠10

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アモバン錠10
主成分 ゾピクロン
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の錠剤、長径10mm、短径5mm、厚さ約3mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 脳のベンゾジアゼピン受容体に作用して、寝つきをよくします。
通常、不眠症の治療および手術の前夜や手術(麻酔)前に寝つきをよくするための麻酔前投薬として用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。重症筋無力症、急性狭隅角緑内障、肺性心、肺気腫、気管支喘息および脳血管障害の急性期などで呼吸機能が低下している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 不眠症:通常、成人は主成分として1回7.5~10mgを就寝前に服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されますが、10mgを超えることはありません。
    麻酔前投薬
    :通常、成人は主成分として1回7.5~10mgを就寝前または手術前に服用します。なお、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、10mgを超えることはありません。
    本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 不眠症の場合、就寝の直前に飲んでください。いったん寝たあと、短時間後にまた起きて仕事などをする必要があるときは飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、翌朝起きるまでにかなり時間があれば1回分飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 薬の影響が次の朝以降にみられたり、眠気を催したり、注意を集中することができなくなることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をしないでください。
  • アルコール(飲酒)は薬の作用を強め、副作用が起きやすくなるので、飲酒は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、にがみ、ふらつき、眠気、口渇、けん怠感、頭重、頭痛、吐き気、不快感、めまい、そう痒症、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 薬がないといられない、(薬の中止で)手足がふるえ・不眠・不安・けいれん・幻覚など [依存性]
  • 息苦しい、息切れがする [呼吸抑制]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、倦怠感、食欲不振 [肝機能障害]
  • 睡眠中の異常行動、会話・行動がまとまらない、集中力・判断力・意識の低下 [精神症状、意識障害]
  • 一時的に記憶喪失、入眠まで・途中で眼が覚めた時の出来事を記憶していない、もうろう感 [一過性前向性健忘、もうろう状態]
  • しゃがれ声、じんましん、判断力・意識の低下、動悸 [アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す ゾピクロン
    同じ製薬会社の薬を探す 日医工株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳3,00515~19歳7,125
    20~24歳17,02920~24歳25,300
    25~29歳51,96925~29歳75,036
    30~34歳129,76530~34歳128,926
    35~39歳212,62135~39歳232,517
    40~44歳307,62240~44歳312,106
    45~49歳401,17845~49歳417,134
    50~54歳391,12350~54歳380,756
    55~59歳375,05355~59歳352,345
    60~64歳341,26760~64歳362,916
    65~69歳415,20965~69歳494,203
    70~74歳473,86670~74歳607,255
    75~79歳552,52875~79歳738,689
    80~84歳477,31980~84歳712,353
    85~89歳281,46185~89歳513,583
    90歳以上108,30790歳以上265,539