お薬検索

ユニコン錠100

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ユニコン錠100
主成分 テオフィリン
分類名称 気管支拡張剤
剤形 白色の錠剤、直径6.4mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 気管支の拡張作用により、気管支喘息、慢性気管支炎や肺気腫による咳や痰がからむ、息苦しいなどの症状を改善します。
通常、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回4錠(主成分として400mg)を1日1回夕食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 徐放性製剤なので、かまずに水で飲んでください。
  • 小児、特に乳幼児では発熱時に服用すると薬剤の血中濃度が上昇し、副作用があらわれやすくなるため、投与量の減量または投与の中止をする場合があります。
  • 患者が幼小児の場合は、保護者は子供の状態をよく観察し、発熱や異常が認められた場合には、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 飲み忘れに気付いた時間が、就寝前までであれば、すぐに1回分を飲んでください。ただし、空腹時に服用すると胃があれることがあります。それ以外(起床後気付いた場合など)は飲まずに、次の通常の服用時間から1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • コーヒーや紅茶などカフェインを多く含むものを多飲すると、副作用があらわれることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品はこの薬の効果を弱めるおそれがありますので、服用中は摂取しないでください。
  • 喫煙や禁煙により薬の効果に影響を与えることがあります。
  • 便の中に、この薬由来の白色物質(主成分が吸収された後のもの)がみられることがありますが、薬の効果に影響はありません。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、頭痛、めまい、振戦、不眠、動悸、頻脈、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛、消化不良(胸やけなど)、腹部膨満感、頻尿、しびれ(口、舌周囲)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けいれん、せん妄、昏睡 [けいれん、意識障害、急性脳症]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 腹痛、下血、吐血 [消化管出血]
  • 全身倦怠感、頭痛、めまい [赤芽球癆]
  • 呼吸困難、じんましん、顔色蒼白 [アナフィラキシーショック]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 気管支拡張剤
    同じ成分の薬を探す テオフィリン
    同じ製薬会社の薬を探す 日医工株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳1,134
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳030~34歳2,749
    35~39歳1,40435~39歳2,992
    40~44歳1,38640~44歳6,813
    45~49歳4,18045~49歳10,464
    50~54歳5,68750~54歳5,450
    55~59歳4,50055~59歳5,379
    60~64歳5,37560~64歳10,391
    65~69歳8,75665~69歳10,615
    70~74歳11,49470~74歳11,985
    75~79歳11,90175~79歳22,120
    80~84歳16,50880~84歳24,196
    85~89歳10,89785~89歳23,334
    90歳以上6,46790歳以上16,379