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ゾーミッグRM錠2.5mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ゾーミッグRM錠2.5mg
主成分 ゾルミトリプタン
分類名称 血管収縮剤
剤形 白色の錠剤、直径約6.4mm、厚さ約2.9mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 脳血管の5-HT1B/1D受容体に作用して血管の拡張や炎症を抑制し、片頭痛の発作時の頭痛をはじめとする諸症状(悪心・嘔吐・光や音に対する過敏症状)を軽減します。
通常、片頭痛の治療に用いられますが、発作の回数を減らしたり、発作を予防する薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞の既往歴、虚血性心疾患、異型狭心症、脳血管障害や一過性脳虚血性発作の既往歴、末梢血管障害、高血圧症
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として2.5mg)を片頭痛の頭痛発現時に服用します。効果が不十分な場合には追加できますが、前回の服用から2時間以上あけてください。1回1錠(2.5mg)で効果不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から1回2錠(5mg)を服用することができます。ただし、1日総服用量は4錠(10mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、片頭痛の予防薬ではありませんので、前兆または予兆の時に服用しないでください。
  • この薬を飲んでも症状が変わらないときは、それ以上飲まずに医師に相談してください。
  • 頭痛の症状などがいつもと違っているとき(今まで以上に経験したことのない痛み・症状・経過を示したとき)は、この薬は飲まないでください。
  • この薬は、舌の上にのせ唾液を含ませてから舌で軽く押しつぶすようにして、唾液と一緒に飲みこむこともできます。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 片頭痛あるいはこの薬により眠気があらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、過敏症状(蕁麻疹、血管浮腫)、動悸、吐き気、傾眠(いつも眠い)、めまい、知覚減退、異常感覚、頭痛、無力症、絞扼感(胸がしめつけられる感じ)、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、呼吸困難、全身のかゆみを伴った発赤 [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 動悸、胸痛・急激な胸の圧迫感、冷汗 [不整脈、狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状]
  • 動悸、胸部不快感などを伴う脈拍数の増加(100回/分以上) [頻脈]
  • 頭痛が悪化する、頭痛の改善が見られない [薬剤の使用過多による頭痛]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • この薬は吸湿性が高いため、服用直前にシートから取り出してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管収縮剤
    同じ成分の薬を探す ゾルミトリプタン
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳5,01910~14歳7,370
    15~19歳8,93315~19歳17,117
    20~24歳6,05720~24歳16,272
    25~29歳9,95925~29歳25,995
    30~34歳10,78730~34歳50,828
    35~39歳19,97735~39歳86,133
    40~44歳29,31240~44歳144,599
    45~49歳40,94445~49歳187,860
    50~54歳36,88450~54歳163,490
    55~59歳24,07655~59歳126,641
    60~64歳14,31360~64歳80,854
    65~69歳10,46565~69歳52,194
    70~74歳6,76270~74歳36,988
    75~79歳7,32875~79歳28,908
    80~84歳3,28680~84歳20,630
    85~89歳1,81285~89歳10,055
    90歳以上090歳以上2,313