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ケフレックスシロップ用細粒100

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ケフレックスシロップ用細粒100
主成分 セファレキシン
分類名称 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
剤形 だいだい色の細粒剤
商品画像
製薬会社 共和薬品工業株式会社
効能 細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
感染症の治療に用いるセフェム系の抗生物質です。
通常、皮膚科領域、外科領域、呼吸器、尿路、眼科領域、耳鼻科領域、歯科・口腔外科領域など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、幼小児は1回に体重1kgあたり62.5~125mg〔主成分として6.25~12.5mg(力価)〕を6時間ごとに服用しますが、重症などの場合は1回に体重1kgあたり125~250mg〔主成分として12.5~25mg(力価)〕を6時間ごとに服用します。年齢・体重・症状により適宜増減されます。本剤は1g中に主成分100mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 細粒をそのまま口に入れ、水などで飲ませてください。また乳児には、きれいに洗った指先に細粒をつけ、お子さんの上あごやほほの内側に塗ったあと、水などで飲ませてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。あとは指示どおりの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹、黄疸、蕁麻疹、紅斑、かゆみ、発熱、リンパ腺腫脹、関節痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しい、全身の発赤、眼や口唇のまわりのはれ [ショック、アナフィラキシー]
  • むくみ、だるい、尿量が減るまたは尿が出ない [急性腎不全]
  • ふらつき、皮膚や白目が黄色くなる、褐色尿 [溶血性貧血]
  • 高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ、全身の発赤 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 発熱、から咳、息苦しい [間質性肺炎、PIE症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 光により退色することがあります。退色したものは使用しないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
    同じ成分の薬を探す セファレキシン
    同じ製薬会社の薬を探す 共和薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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