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ゼフィックス錠100

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ゼフィックス錠100
主成分 ラミブジン
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 うすいだいだい褐色の錠剤、長径11.5mm、短径5.5mm、厚さ3.6mm
商品画像
製薬会社 グラクソ・スミスクライン株式会社
効能 B型肝炎ウイルスの増殖を抑制することでウイルス量を減らし、肝機能を改善します。
通常、B型慢性肝疾患の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。HIV感染、腎機能障害、肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬の服用を開始するにあたって、肝炎ウイルス検査が行われます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は服用しないで、次の通常の服用時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。服用を途中で勝手にやめると病気が悪化することがあります。
  • 生活上の注意
  • B型慢性肝炎、B型肝硬変の症状は、なかなか自分では気づかないため、定期的に受診することが大切です。
  • この薬を飲んでいる間は、定期的に肝機能検査が行われます。
  • この薬の服用終了後には肝炎の症状が重くなることがあるため、服用終了後少なくとも4ヵ月間は原則2週間ごとに検査が行われます。特に、過去に黄疸がみられた人、過去に急性増悪を起こしたことのある人などの免疫応答の強い人や、非代償性肝疾患の人は、この薬の服用終了が困難となり、長期に服用することが必要となる場合があります。
  • この薬を飲むことによって、パートナーの方へのB型肝炎ウイルス感染が避けられるということは証明されていません。このことについて、患者さんは十分理解できるまで説明を受けてください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、腹痛、下痢、吐き気、筋痛、筋痙攣、倦怠感、発疹、感冒様症状などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、発熱、出血症状(鼻血、歯ぐきからの出血、皮下出血) [血小板減少、赤芽球癆、汎血球減少、白血球減少、好中球減少、貧血]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
  • 吐き気、激しい腹痛、背部痛 [膵炎]
  • 意識低下、腹痛、黄疸 [乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)]
  • 筋肉が発作的に収縮する、手や足がピリピリとしびれる、考えがまとまらない [ニューロパシー、錯乱、痙攣]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗ウイルス剤
    同じ成分の薬を探す ラミブジン
    同じ製薬会社の薬を探す グラクソ・スミスクライン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳1,01225~29歳0
    30~34歳1,96830~34歳0
    35~39歳12,94535~39歳1,956
    40~44歳57,03640~44歳10,271
    45~49歳128,32645~49歳30,850
    50~54歳156,68650~54歳43,251
    55~59歳201,47955~59歳55,322
    60~64歳199,15760~64歳76,053
    65~69歳221,85565~69歳112,406
    70~74歳167,50670~74歳106,235
    75~79歳85,41075~79歳70,595
    80~84歳35,37380~84歳31,167
    85~89歳11,05485~89歳13,656
    90歳以上2,06690歳以上3,416