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プレドニゾロン錠1mg(旭化成)

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プレドニゾロン錠1mg(旭化成)
主成分 プレドニゾロン
分類名称 副腎ホルモン剤
剤形 白色の錠剤、直径6.5mm、厚み2.7mm
商品画像
製薬会社 旭化成ファーマ株式会社
効能 合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫を抑制したりするなどさまざまな働きがあります。
通常、炎症性疾患、アレルギー疾患、免疫疾患など多くの病気に用いられます。ただし、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、全身の真菌症、消化性潰瘍、精神病、結核、単純疱疹性角膜炎、後嚢白内障、緑内障、高血圧症、電解質異常、血栓症である。最近内臓の手術を受けた、急性心筋梗塞を起こしたことがある。肝炎ウイルスキャリアである。直前にワクチンを接種した。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日5~60錠(主成分として5~60mg)を1~4回に分けて服用します。服用する量は年齢や症状により適宜増減されますが、悪性リンパ腫に使用する場合には、抗悪性腫瘍剤との併用で体表面積1m2あたり1日100mgまでとなります。川崎病の急性期に使用する場合には、通常、体重1kgあたり1日2mgを3回に分けて服用しますが、1日最大量は60錠(60mg)です。この薬は1錠中に主成分を1mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服薬予定が近い場合は、その回は飛ばして、次の服薬予定に従ってください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。急に止めると、離脱症状(発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショックなど)があらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • 水痘(水疱瘡)または麻疹(はしか)に感染しないように注意し、感染が疑われる場合は直ちに受診してください。
  • 動物実験で催奇形性作用が報告されていますので、使用期間中に妊娠に気づいたら担当の医師または薬剤師に伝えてください。妊娠を希望する場合には担当の医師に相談してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、満月様顔貌(満月のような丸い顔つき)、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • かぜのような症状、倦怠感、発熱 [誘発感染症、感染症の増悪]
  • 吐き気、口渇、疲れやすい [続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]
  • 吐き気、黒色便、腹痛 [消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血]
  • 気分が落ち込む、やる気がおきない、けいれん [精神変調、うつ状態、痙攣]
  • 腰や背中の痛み、関節の痛み、筋肉のこわばり [骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパチー]
  • 筋力低下、知覚異常、尿量減少 [腫瘍崩壊症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • ワクチン接種を希望する場合には、担当の医師に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 副腎ホルモン剤
    同じ成分の薬を探す プレドニゾロン
    同じ製薬会社の薬を探す 旭化成ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳28,5350~4歳26,718
    5~9歳195,0475~9歳185,608
    10~14歳274,59710~14歳381,733
    15~19歳435,98115~19歳862,916
    20~24歳620,02120~24歳1,499,876
    25~29歳816,21525~29歳2,394,980
    30~34歳1,200,27230~34歳3,721,063
    35~39歳1,673,00035~39歳5,387,497
    40~44歳2,471,36140~44歳7,767,670
    45~49歳3,291,79445~49歳10,029,333
    50~54歳3,659,39650~54歳10,977,429
    55~59歳4,510,62655~59歳12,332,396
    60~64歳6,389,26160~64歳14,867,636
    65~69歳10,359,40565~69歳21,778,307
    70~74歳11,771,08670~74歳22,906,658
    75~79歳12,643,80875~79歳24,185,136
    80~84歳10,243,06880~84歳20,857,334
    85~89歳5,750,23185~89歳13,848,040
    90歳以上2,177,62190歳以上7,162,116