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ペロスピロン塩酸塩錠16mg「アメル」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ペロスピロン塩酸塩錠16mg「アメル」
主成分 ペロスピロン塩酸塩水和物
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色~帯黄白色の割線入り錠剤、長径約13.1mm、短径約5.6mm、厚さ約4.0mm
商品画像
製薬会社 共和薬品工業株式会社
効能 脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)の働きを整えることにより、強い不安や緊張感をやわらげ、気分を安定させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。こん睡状態がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人はペロスピロン塩酸塩として1回4mgを1日3回食後に服用することから始め、徐々に増量されます。維持量は1回4~16mgを1日3回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は48mgです。本剤は1錠中にペロスピロン塩酸塩として16mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が4時間以内の場合は服用しないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械を扱わないようにしてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、振戦(手足のふるえ)、筋強剛(こわばり)、不眠、眠気、発疹、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]
  • 顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]
  • 食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘 [麻痺性イレウス]
  • 食欲不振、悪心、嘔吐、けいれん [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • けいれん [痙攣]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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