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ベルスピティ錠2mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ベルスピティ錠2mg
主成分 エトラシモドL-アルギニン
分類名称 その他の消化器官用薬
剤形 緑色の錠剤、直径6.4mm、厚さ3.6mm
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 スフィンゴシン1-リン酸受容体(S1P1,4,5)調節薬と呼ばれる薬で、リンパ球のS1P1受容体に作用し、リンパ球を末梢リンパ組織に留まらせることで血中や組織内のリンパ球数が減少し、炎症を引き起こすサイトカインの量が減り、潰瘍性大腸炎の症状を改善します。
通常、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)に用いられます。ただし、病気を完治させるものではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。本剤の使用開始前6ヵ月以内に心筋梗塞、不安定狭心症、脳卒中、一過性脳虚血発作、入院を要する非代償性心不全、NYHA分類III度またはIV度の心不全を発症した。モビッツII型第2度房室ブロックまたは第3度房室ブロック、洞不全症候群、洞房ブロックの既往がある、または現在その状態にある(ペースメーカー使用患者を除く)。徐脈性不整脈および房室伝導遅延のリスクが高い。糖尿病、ぶどう膜炎、網膜疾患がある、またはこれらの既往歴がある。呼吸器疾患がある。肝機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(エトラシモドとして2mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を使用する前に心電図検査を行い、心臓の電気的な活動に異常がないか確認が行われます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。徐脈(めまい、立ちくらみ、息切れ、脈が遅くなる、脈がとぶ、気を失う)があらわれる可能性があります。このような症状があらわれた場合は、ただちに受診してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬を使用したあとに、失神、浮動性めまい(宙に浮いた感じ、ふらつき)、息切れなどの症状があらわれた場合には、ただちに医師に相談してください。特に、この薬の使用を開始してから早い時期(休薬後に再開する場合を含みます)は、心拍数の減少、房室伝導の遅延(心臓の電気的活動の一時的な遅延)があらわれる可能性が高いため、異常があらわれた場合には、ただちに医師に相談してください。
  • 浮動性めまいがあらわれることがあるため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をする際には注意してください。
  • 感染症の徴候に注意が必要なため、この薬を使用する前に血液検査(リンパ球数を含めた全血球数)の検査値を確認し、使用中には定期的に血液検査が行われます。また、感染症の症状(発熱、寒気、体がだるい)があらわれた場合には、ただちに医師に相談してください。使用終了後も約2週間は注意してください。
  • 肝機能障害があらわれることがあるため、この薬を使用する前に肝機能検査値(ALT、AST、ビリルビンなど)を確認し、使用中には定期的に肝機能検査が行われます。また、吐き気、嘔吐、腹痛、疲労、食欲不振、黄疸、暗色尿などの肝機能障害が疑われる症状があらわれた場合には、ただちに医師に相談してください。
  • 黄斑浮腫(網膜のむくみ)があらわれることがあるため、定期的に眼底検査を含む眼科学的検査が行われます。視覚異常(視野の中に見えない部分がある、物がゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、色が見分けにくい)があらわれた場合にも眼科学的検査を行う必要があるので、ただちに医師に相談してください。
  • スフィンゴシン1-リン酸(S1P)受容体調節薬の使用により、皮膚悪性腫瘍を含む悪性腫瘍があらわれたとの報告がありますので、皮膚に異常がみられた場合には、ただちに医師に相談してください。
  • 徐脈性不整脈に関連する徴候または症状(めまい、立ちくらみ、息切れ、脈が遅くなる、脈がとぶ、気を失う)があらわれた場合には、ただちに医師に相談してください。
  • 妊娠する可能性のある女性は、この薬の使用中および最終使用後7日間は適切に避妊してください。また、この薬を使用している間に妊娠がわかった場合には、すぐに医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、浮動性めまい、頭痛、徐脈などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 視野の中に見えない部分がある、物がゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、色が見分けにくい [黄斑浮腫]
  • 発熱、寒気、体がだるい [感染症]
  • けいれん、意識の低下、意識の消失、しゃべりにくい、物忘れをする、手足のまひ [進行性多巣性白質脳症]
  • 突然の高熱、寒気、喉の痛み [リンパ球減少]
  • 吐き気、嘔吐、腹痛、疲労、食欲不振、黄疸、暗色尿 [肝機能障害]
  • めまい、立ちくらみ、息切れ、脈が遅くなる、脈がとぶ、気を失う [徐脈性不整脈]
  • 頭痛、意識の低下、意識の消失、けいれん、視力障害 [可逆性後白質脳症症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • この薬を使用している間は、生ワクチンの接種をしないでください。生ワクチンの接種により発症する恐れがありますので、接種を希望する場合には、必ず医師に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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