用語解説

肺胞たんぱく症

はいほうたんぱくしょう
リン脂質とたんぱく質から成るサーファクタントという物質が、肺胞内に蓄積して起こる病気。酸素と二酸化炭素のガス交換が正常に行われなくなり、軽く動いたときの息切れ、咳、痰、体重減少などの症状が現れる。自己免疫が原因のことが多い。レントゲンやCTで検査をした後、気管支内視鏡で肺胞洗浄をして診断に至る。軽症の場合は経過観察となるが、回復しない場合の治療として、全身麻酔下で肺胞の洗浄が行われる。
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