用語解説

副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)

ふくじんひしつほるもん(すてろいどやく)
腎臓の上には、副腎という臓器がある。その中心部を髄質(ずいしつ)、髄質を除いた表層部を皮質(ひしつ)と呼び、皮質でつくられ分泌された数種類のホルモンの総称を副腎皮質ホルモンという。これらのホルモンには、おもに、糖質や電解質の代謝に関連したり、炎症を抑えたり、男性ホルモンといった作用をもつものがあり、炎症を抑える副腎皮質ホルモンは、その作用を強化してアレルギーや関節リウマチの薬としても用いられ、ステロイドと言われることがある。
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