用語解説

肺結核

はいけっかく
結核菌により起こる肺の感染症。咳や痰、だるさや寝汗など風邪に似た症状が現れる。咳やくしゃみで飛び散った状態(飛沫)により人から人へと感染するが、健康で体力があれば免疫機能の働きにより感染しても結核菌の増殖が抑えられ発病しない。一方、高齢者や栄養状態が悪いなど体力が衰えている人は発病に至ることがある。治療法の進歩により、すでに克服された病気と考えられていたが、近年、再興感染症の1つとして注目されている。
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