用語解説

放射線潰瘍

ほうしゃせんかいよう
大量の放射線を全身にいちどに浴びると死亡するが、被曝が局所に限られているときには、さまざまな障害を残す。放射線に対する防護対策が不十分だった1920~1930年代頃までは、放射線を取り扱う作業に従事する者によくみられた。なかでも皮膚や粘膜などが放射線に照射されてできる紅斑、水泡形成、潰瘍が多い。最近では厳しい防護対策により、職業上の被曝による障害は稀だが、誤操作により大量の放射線を被曝する例もある。
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