用語解説

チアノーゼ

ちあのーぜ
動脈の血液中の酸素濃度が低下して、爪や唇などが紫色に見えること。赤血球の中には酸素をはこぶヘモグロビンという鉄と結合したタンパク質が含まれ、正常の動脈血では98~100%が酸素と結合し、血液の赤い色のもととなっている。しかし何らかの原因でヘモグロビンの割合が低下すると、毛細血管が見えやすい爪や唇が紫色に見えるようになる。先天性の心臓病や重症の呼吸器の病気に多い。
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