用語解説

肝性脳症

かんせいのうしょう
肝不全など肝臓のはたらきが悪くなることで、アンモニア中毒やアミノ酸代謝異常が起こり、それにより脳内に有毒物質がたまって、せん妄(意識が朦朧としたまま気持ちが興奮している状態)・傾眠(いわゆる「うとうと」状態。意識低下の初期段階)・意識混濁や昏睡・不随意運動(意識的に動かすのではなく、ふるえなど無意識に動く状態)といった、さまざまな精神・神経症状をきたすこと。
「肝性脳症」についてもっと調べる