用語解説

更年期精神障害

こうねんきせいしんしょうがい
閉経前後の数年間を更年期といい、この時期に現れる器質的疾患の裏づけのない身体・精神症状群の総称をいう。のぼせ、頭痛、めまい、肩こりなどの身体症状のほか、不安、焦燥、抑うつなどの精神症状も出る。卵巣機能の低下による卵巣ホルモンの減少の他に、性格傾向や家族・社会的変化などの心理的要因も影響しているとされる。治療はホルモン補充療法や漢方薬、抗不安薬、抗うつ薬などが用いられる。
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