用語解説

胃がん

いがん
胃の内側の粘膜の細胞が、何らかの理由によりがん細胞になったもの。早期のうちは症状はほとんどなく、がんの進行によって症状が出現する。代表的な症状としては、胃の痛みや吐き気、食欲不振、体重減少、全身の倦怠感などが挙げられる。原因として、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が大きく関わっていると考えられている。また、偏った食生活や喫煙なども、リスクのひとつだと言われている。女性より男性によくみられ、特に40歳代後半から多くなる。主な治療法は、内視鏡治療や外科手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療などで、ステージ(進行度)に応じて選択する。早期発見のために、40歳以上の人は胃X線検査などの胃がん検診を、定期的に受けることが望ましいとされている。
「胃がん」についてもっと調べる