
咳や咳払いが気になります
3年ほど前から、車内で女性の咳払いが気になり始めたのをきっかけに、どこへ行っても老若男女問わず咳や咳払いが気になるようになりました。
特に、咳払いがずっと続く人には自分から注意したいくらいうるさいと感じることがあります。
また、人とすれ違うときに「どうせ咳や咳払いをするんだろうな」と頭の中で決めつけることもありました。
去年の秋、HelCの相談を見ていたら、相手の咳や咳払いに悩んでいる方がいて、その方に回答されている先生がいらしたので、調べてAクリニックに行きました。
待っていたら別室から別の医師の咳払いが気になり、その旨を先生に話したところ、「隣の部屋の咳払いが気になるなら、別のクリニックに行ったほうがいい。患者さんによっては咳や咳払いをする人がいるから」と言われ、診てもらうことはできずに自宅近くのBクリニックを紹介されました。
Bクリニックの先生に現状を話し、ブロマゼパムを1錠とフルボキサミンマレイン酸塩を3錠の2種類の薬をもらってからは、若干効果があります。
しかし、図書館やクリニックの待合室のような静かな場所で咳や咳払いをする患者さんがいたり、最近ではラジオで話す人の咳や咳払いが気になって集中できないことに困っています。

ストレス反応の症状だった可能性もあります
30代で3年前から女性の屋内での咳払いをきっかけに老若男女問わず咳や咳払いが気になるようになったことから⇒当時ストレスイベントはありましたか?最初はストレス反応としての咳払いが気になるという症状だった可能性もあります。
大きなストレスイベントではなくとも短期間の睡眠不足などもストレスとなります。
もし思い当たるストレスがあり、現在までも継続しているようであればまずその解決策を考えることが良いと思います。
30代の方ですので、お仕事をお持ちの可能性も高いですね、職場での他人の咳払いが気になるようであればイヤホンの着用を認めていただくことや、多くの人と同じフロアでの仕事を避けるようにすることも効果的です。
この場合は主治医に診断書を書いていただき職場に提出するとよいと思います。(環境調整のための診断書です)
幸いなことに薬物療法の効果が出ているようですので、しばらく環境調整とお薬の治療を継続していくとよいでしょう。
24時間作用する抗不安薬のロフラゼプ酸エチルなどの処方も主治医とご相談されてくださいね。
咳や咳払いが気になる方は、私の外来にもいらっしゃいますが、お薬と環境調整で徐々に軽快する方が多いように思います。
ご回答いただいた
牧野真理子 先生
ドクター| ご活躍の場所 | 牧野クリニック(東京都中野区東中野) 診療部長 東邦大学医学部客員講師 JICA(国際協力機構)顧問医 優秀臨床専門医 アサヒビール産業医 オレンジページ産業医 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
|---|---|
| ご専門 | 心身医学(心療内科) 女性の心身症(摂食障害など) 職場のメンタルヘルス 異文化間メンタルヘルス |
| ご経歴 | 国公立大学卒業後、北里大学医学部卒業 メルボルン大学医学部大学院卒業 |
| 著書 | 『誰も私をわかってくれない:摂食障害・心の迷路』(悠飛社:1999) 『異文化ストレスと心身医療』(新興医学出版社:2002) 『もういいや!!と叫んで心の毒出しができるメンタルデトックス』(祥伝社:2005) 『うつにもいろいろあるんです。』<漫画 細川貂々> (オレンジページ:2011) 【共著】 『医療看護学』(中山書店) 『職場のメンタルヘルス』(南山堂)など多数 【連載】 『からだの本』(オレンジページ)「女性とうつ」連載中 |
| 所属団体 | 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
| 先生からの一言 | メンタルヘルスの疾患も早期発見が早期回復につながります。 小さなことと思ってももし悩んでいるようでしたらお気軽にご相談ください。 |





