おしえて先生

脱毛と頭皮のニキビ・痛み

まふ(#)・40~49歳女性 2012/09/24 投稿

顔面のニキビ治療で抗生剤を2ヵ月服用、その直後から毛髪が抜けはじめました。(抗生剤は4月初旬まで服用)
5月初旬より、トリートメント剤で地肌に直接5分間塗布ののち洗い流す、というタイプのものを20日使用したところ 頭皮に違和感を感じ、使用を中止しましたが、6月に入ると、トリートメント剤を塗布した生え際から後頭部までの頭皮全体が、痛み出しもう3ヵ月になります。

6月中旬に、皮膚科でステロイドのデキサメタゾンプロピオン酸エステルを処方され、1ヵ月間使用していくと、その過程で頭皮がザラザラと硬くなり、ニキビのようなものができてしまったので、次はクリンダマイシンリン酸エステルを塗布するようになりました。
結局、肝心の痛みが取れず 8月初旬よりセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物を9日間服用、目立つニキビはなくなりましたが、服用が終わると、余計に頭部の痛みが増しました。
今も頭皮がうっすらピンク色で、やけどをしたような灼熱感があり、髪を少しでも触るとチクチク、地肌に直接触ると打撲のような痛みがあり、全体の脱毛も進んでいる状況です。
また、以前は無かったと思うのですが、生え際や頭頂部を中心になだらかな丘状に盛り上がった浅いコブのようなものがいくつもでき、また頭皮も固くカチカチになってしまいました。
ステロイドが原因でしょうか?
触るととても痛いのですが、見た目では分かりづらく、皮膚科ではもともとの頭の形なのでは?とあまり問題視してもらえませんが、熱感があり、ずっと目が充血したり 微熱も続いています。
神経内科の診察では異常なしでした。

お分かりになる範囲で構いませんので 何か手立てがないものか、アドバイスいただきたいと思います。

膿皮症の可能性がありますので早めに大学病院へ

ご質問いただいた文章から推察しますと、まふさんの顔のニキビと頭部のニキビも同じ原因のようですね。
ニキビは皮膚にある皮脂腺から分泌される脂質が多いうえに、毛孔を作っている角化細胞が増えて、皮脂が外に出ないように塞ぐために毛孔の中にたまることで、炎症が起き、赤くなったり痛みが出たりします。
おそらく、皮膚の細菌が関与して炎症を引き起こしていると思います。
ご質問では、頭部に硬い、痛みのある部位ができているとのことですが、それは慢性膿皮症と呼ばれる病気になっていると思われます。
これは、バイ菌による炎症だけではなく、患者さんの皮膚の反応状態が大きな要因です。
ステロイド使用が原因の可能性はあると思います。

一度、大学病院などの大きな病院の皮膚科を受診ください。
膿皮症では薄毛になる可能性が高いので早く治療を受けることを勧めます。

ご回答いただいた

市橋 正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。