おしえて先生

空腹時の手の震えや吐き気

ユナ(#)・20~29歳女性 2010/11/22 投稿

食事と食事の時間が開いたり、食べる量が少なかったりすると、いつも低血糖のような状態になり、手が震えだしたり、ひどい時には強い吐き気がします。
原因が分からず不安だったのですが、healthクリックサイトを見て、甘いお菓子の摂りすぎでなることがあると初めて知りました。
高校生の頃、無理なダイエットをしたりやめたりを繰り返していて、甘いものを過剰に取っていたことが原因だと思います。
一度そのような体質になるともう完全に治すのは不可能なのでしょうか?改善するためにどんなことに注意すればいいですか?
また、低血糖症だと糖尿病になりやすいのでしょうか?祖母が糖尿病なので、遺伝的になりやすいのではないかと心配しています。
ご回答よろしくお願い致します。

食物繊維の摂取と適度な運動で体質改善を

甘いものを過剰に摂っていると、血糖が急に高くなり、それを下げようとすい臓からインスリンが多量に分泌されます。このインスリンが血糖を下げすぎて低血糖をひきおこすことになります。
これを繰り返していると、すい臓が疲弊して、インスリンが分泌されなくなってきます。すると、高血糖が続くようになります。これが糖尿病です。
早く気付かれて良かったと思います。血糖値をコントロールしてくれるすい臓をこれ以上いためつけないで大事にいたわってあげることが大切です。
そのために、砂糖やでんぷんなどの糖分を摂りすぎないようにして、食物繊維の豊富な野菜を十分に摂取し、適量のたんぱく質を摂るようにして下さい。
体重は太りすぎもやせすぎも糖尿病を発病しやすくします。適度な運動もあわせて行うことで体質が改善するでしょう。

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。