おしえて先生

髪にボリュームをだすために良い食品は

しま(#)・40~49歳女性 2009/06/01 投稿

40代半ばです。
若い頃は髪留めのバレッタを弾いてしまうほど、髪にボリュームがありました。今ではペタンとして、髪の内側にドライヤーをあてて髪を膨らましても、すぐにつぶれてスタイルがつくれません。抜け毛は特に多いようには感じられません。髪にコシを出すのに有効的な食品やサプリメントがあれば教えてください。

頭皮の血流を増やす育毛剤を使用しては

髪の毛は角化細胞と呼ばれる、皮膚で垢(あか)になって落ちていく細胞と同じ細胞から作られます。毛の成長にはホルモンが関係していて、男性では、30歳頃から頭の前や天辺部分の毛が薄くなる「壮年性脱毛」と呼ばれる禿(はげ)があります。これは、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが、「5-αヒドロキシラーゼ」という酵素によって、「ジヒドロテストステロン」と呼ばれるほかのホルモンに変わり、そのため、毛が細くなるからです。
女性でも男性の5~10%ほどの少ない量のテストステロンを作っていますが、しまさんの毛のボリュームの減少は、このホルモンが原因ではないと思います。このホルモンが男性並にでれば、髭が濃くなりますから。
しまさんの年齢から推察すると、恐らく髪の元の毛乳頭部の血流量が減ってきて、栄養が若い頃に比べ十分には届かないのでしょう。そのため、毛が細くなり、ボリュームが減ったと考えられます。頭皮の毛乳頭部の血流を増やす効果のある育毛剤を使ってみては如何でしょうか!

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。