おしえて先生

新陳代謝を良くするにはどうすれば

のんきち(#)・60~74歳女性 2009/04/14 投稿

62歳女性です。毎日10,000歩、夫と歩いています。そのときに夫は汗をかくのですが私は全然かきません。また、健康教室に通っていて、周囲の人は汗をかいているようなときに、私は一生懸命に身体を動かしても、それでも汗は出ません。教室の先生によると、代謝がうまくいってないのでは?ということでした。これは体質によるものでしょうか?代謝をあげるにはどうしたらいいのでしょうか?
毎年受けている健診では特に指摘されている項目はありません。総コレステロールが240で経過観察ということくらいです。

健康体ならそのままで。無理に代謝の調節を行うと心臓に負担をかけることに。

健診で総コレステロールが240あるというだけで他に何の異常もなければ、まず健康体と考えられます。運動と食事に気を配っていることと思います。
発汗量は人によってかなり違いがあります。ヒトの身体は体温が上昇すれば発汗して体温を下げるように調整していますので、体温調節がうまくいき、他に何の異常もなければあえて代謝をあげることはしなくて良いと思います。
甲状腺ホルモンの働きが低いと代謝は低下し、甲状腺ホルモンの働きが高まると、交感神経の働きも高まり代謝はあがります。しかしそれを無理に行うと、心臓に負担をかけて寿命を縮めることになってしまいます。

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。