おしえて先生

足先の冷え

つばめ(#)・50~59歳男性 2008/05/14 投稿

東京に住んでいますが、冬になると両足(特に左足)が氷のように冷えます。寝る時は電気毛布を敷いて足元に電気アンカを使用し、その上に毛布と厚めの布団を掛けて寝ます。現在は暖かくなりましたので、足元を電気アンカで暖めてから寝ます。薬は内科で処方されたメコバラミンを服用しております。運動は毎日しており、天気がいい時は、4km程早足でウオーキングをしています。専門の病院に行きたいのですが、どのような病院に行けば良いでしょうか。

東洋医学の専門の先生を訪ねてみては。

両足、特に左足の冷えが強いようですね。
冷えは神経系、血管系、代謝系(ホルモン系)などの関与が考えられます。総合病院で原因の可能性がある病態について精密検査をして、それから専門の先生のところを受診するのが良いでしょう。冷え性と言われる状態はかなり多くの人で見られ、東洋医学ではよくとりあげられていますので、東洋医学の専門の先生を訪ねてみても良いでしょう。(冷えについて書物を書かれている先生では、東京女子医大の川嶋朗先生がおられます。)

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。