口唇ヘルペスの治療はどのように
かずよし（#)・20～29歳男性
2008/04/09
投稿
15年ほど前から、下唇の下に水泡が出来たと思うとすぐに黄色い汁が出て、1週間ほどカサブタになるという症状が年に2、3回繰り返し続いています。
痛みやかゆみが耐えられない程ではないので最初は何も対処せずにいたのですが、去年、治りが遅かったため医療機関を受診したところ、口唇ヘルペスと診断され、飲み薬のアシクロビルを処方されました。しかし吐き気が止まらず副作用と判断され、服薬は中止しました。
ご相談したいのが、2日前にまた同じ症状が出て長引きそうな気配するため、医療機関で治療を受けたいと思っています。知人からアシクロビルの塗り薬があると聞いたのですが、内服と同じように塗り薬でも何か副作用が出ることはあるのでしょうか？
ちなみに私は軽いアトピー性皮膚炎であるため、肌に何かを塗ることにはちょっと抵抗があります。アドバイス宜しくお願い致します。
医師と相談して、他のお薬を処方してもらって下さい。
治療法および予防法は共にアシクロビルです。現在は、バラシクロビル塩酸塩が処方されます。予防ですと、2錠を2回に分けて、1週間で飲みます。つまり月曜日に1錠，木曜日に1錠でいいのです。アシクロビルを飲むと気分が悪いとのことですから少量でもだめかもしれません。その時は、ビダラビン軟膏が特効薬です。アシクロビルとは内容が少し違いますからおそらく塗布することができると思います。
ご回答いただいた
市橋正光 先生
ドクター| ご活躍の場所 | アーツ銀座クリニック 院長 |
|---|---|
| ご専門 | 皮膚科学（光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容）、再生医療 |
| ご経歴 | 神戸医科大学 卒業 神戸大学大学院医学研究科 修了 ロンドン大学皮膚科学研究所 留学 神戸大学医学部 教授 サンクリニック・サンケア研究所 森之宮医療大学抗加齢研究所長 再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職 |
| 所属団体 | 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会 |
| 先生からの一言 | 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。 |
