おしえて先生

冬場の異常なかゆみについて

nana(#)・30~39歳女性 2008/01/15 投稿

夫の事なのですが、毎年、冬場の寒く乾燥した時期になると、室温が高く乾燥したお店やスーパーへ行くと顔がみるみるうちに赤くなって、体全体が痒くなってしまいます。自宅でもその症状が出るので、暖房が使えない状態です。乾燥しないために、加湿器をかけてエアコンをかけても、室温が上がると痒くなるようで、隠れて掻いたり乾燥防止の市販の薬を塗ったりしています。風呂に浸かることも出来ず、寝ていても体が温まって来ると痒くて眠れないようです。にもかかわらず、どうしても病院に行ってくれません。
皮膚が炎症を起こしたりして皮膚癌や別の病気になるのでは?と、とても心配です。食事療法や生活改善で治るものでしょうか?治療を受けたほうがいいでしょうか?

詳しい診断が必要ですので、皮膚科専門医をご受診ください。

もし、乾燥が原因であれば皮膚はかさかさしているはずです。その場合、外に出ている皮膚だけでなく、体のあちこちが痒くなります。この他に、温熱蕁麻疹だとすれば、赤くなり、少しは腫れぼったい皮膚になります。いずれにしても、一度皮膚科専門医に診てもらってください。

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。