出来れば家に居たい。いい年をしてワガママでしょうか。
生活に疲れている上に自分に自信がないせいか落ち込む事が多く、病院へ行くべきか、この程度では病院は必要ないのか分かりません。
子供と2人、母子家庭で暮らしているうちは良かったのですが、実家の長男に追い出された母を預かるようになり、精神的に参っています。死にたいとは思っても、弱虫なので勇気もなく、子供のことを考えると実行できません。そのくせ真似事だけして手首を切った時に子供に見られてしまい、子供との関係もギクシャクしています。
手首を切ると落ち着くので何度かやりましたが、夏に職場で半袖制服を着る時に困るようになり、我慢をして辞めました。今の生活がとても嫌ですが、変える事は出来ず毎日過ごしています。職場でも明るくしているつもりですが、あまり話す方ではないので「暗い」とか「変わっている」と見られているはずです。
本当は家に居て、最低限必要な時だけ外出する生活が理想です。私の稼ぎが生活費を稼ぐので精一杯なのでそれも夢のような話ですが。でも、世の中にはもっと大変な生活・人生を送っている方が大勢いると思います。なのに、生活ができている私はワガママですね。わかってはいるのですが…。生きていくのはとても大変な事です。私っていい年をして馬鹿みたいですし、きっと変人なのでしょう。普通の人になりたいです。こんな私にどのように生きていけば良いか、アドバイスを下さい。宜しくお願い致します。
つらさを1人で抱え込まないで。時々自分にご褒美を。
仕事をして、1人でお子さんやお母様を養っておられるとの事、ワガママどころか立派に生きておられると思います。生活に疲れて、やり場のない気持ちから、wrist cutをされたのだと思いますが、それもきっぱりとお辞めになったのは、意志が強いからだと思います。職場でも弱音を吐かず、無理に明るく見せようと、頑張りすぎておられるのではないでしょうか？ご自分を責めすぎているように思われますが・・・。
ゴムも伸ばしすぎると切れてしまいますので、時々緩めることが必要かと思います。お母様の年齢や状況、お子さんの年齢等がわかりませんが、時々、お子さんをお母様に預けて、1～2日の旅行に出るなど、自分にご褒美をあげることが大事だと思います。
また、同じ立場で状況をわかっているお友達と愚痴を言い合うのも1つの方法でしょうか。要は、つらさを1人で抱え込まずに、自分を追いつめない様にされる事かと思います。
ご回答いただいた
半田（伊藤）容子 先生
ドクター| ご活躍の場所 | 八事クリニック 院長 |
|---|---|
| ご専門 | 心療内科、精神科、医学博士、精神科専門医、精神保健指定医、日本精神分析学会認定精神療法医、認定産業医 |
| ご経歴 | 名古屋大学医学部、名古屋大学大学院医学系研究科卒業 名古屋大学付属病院 愛知県立城山病院 生々会松蔭病院を経て 八事クリニックを開設 |
| 所属団体 | 日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本うつ病学会、 日本精神病理・精神療法学会 |
| 先生からの一言 | 明るく穏やかな生活を奏でる為に、皆様のお役に立てたら幸いです。 |
