おしえて先生

老人斑について

なおきち(#)・30~39歳女性 2007/09/18 投稿

ここ1~2年で、老人斑がいたる所に目立つようになりました。とくに気になるのが、両足のふくらはぎに数多く見られることです。足の前面にも数個あります。
子宮筋腫を患っているためホルモンのバランスも関係しているのかもしれませんが、急に増えたので気になっています。
何か問題があるのでしょうか。

子宮筋腫ではなく、紫外線が原因です

老人性色素斑は、子供のころから浴びた太陽紫外線が原因で発症します。女性はスカートをはきますから、子供のころから下肢に紫外線をたくさん浴びています。
最近急に増えてきたのは、年齢が関係していると考えられます。また老人性色素斑が出るか出ないかは個人差が大きいので、遺伝的要因もあると考えられています。
子宮筋腫とは関係ありません。

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。