おしえて先生

同じ場所に出るじんましん

ジェイ・カーブ(#)・30~39歳女性 2007/09/03 投稿

ここ数年、いつも同じ場所にじんましんが出ます。場所は左腕のほくろの横、右太腿の内側、左眼のすぐ下など、皮膚の弱いところにばかり出るようです。
引き金となるのは、お風呂などの温度差が多く、ちょうど1円玉くらいのサイズで蚊にかまれたように白く盛り上がります。
すぐ消えるので困ることはないのですが、なぜ同じ場所に出るのかが不思議です。教えて下さい。

大人で同じ場所に出るのは、めずらしいケース。

じんましんが同じ場所に出るのは大変珍しいことです。
色素性じんましんと呼ばれるもので、一般には子供に出ますが、大人に出ることもあります。ただし、じんましんが引いた後には、色素沈着が起きるのか普通です。あなたの場合はどうですか?
もしシミが残っていないなら、それはそれでまた大変珍しいですね。一度、じんましんを専門に研究している皮膚科(神戸大学皮膚科、広島大学皮膚科など)を受診してみてください。

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。