おしえて先生

子供の肥満について

まな(#)・30~39歳女性 2007/06/11 投稿

小学1年生の息子ですが、小児科に行くといつも先生に「これは脂肪だ。肥満になるよ」と言われ、給食のおかわりは駄目、肉、揚げ物も駄目と言われています。身長125センチ、体重26キロで少しお腹は出ていますが、スイミングに空手とスポーツも大好きで、いつも体を動かしている子なのに、ダイエットをさせる必要があるのか悩んでいます。

ダイエットの必要なし。健康的な食生活を。

小学校1年生の息子さんのダイエットに関してのお問い合わせですが、この年齢の息子さんにダイエットを意識させるのは、正直なところ関心しません。かかりつけの小児科の先生が息子さんのお腹の出ている様子をご覧になってのことで、確かにこのままいけば、コロコロっとした肥満体のお子さんになる可能性はあります。
しかし、運動も十分されているようですので、息子さんにはお腹いっぱい食べて頂くようにして、そのなかでカロリー控えめを心がけて頂きたいですね。特に夕食は、白身の魚や赤身の肉、皮なしの鶏肉などを、なるべく油を使わない料理法で工夫していただきたいと思います。

ご回答いただいた

白鳥早奈英 先生

ドクター
ご活躍の場所 中部学院大学講師
教育庁・農林水産省・文部科学省各省及び全農等による「食育」指導
都道府県及び市町村主催の健康講座講師
企業における健康講座講師
美容学校講師
雑誌連載、テレビの健康番組(コメント、監修)
ご専門 栄養関係全般(とくに食べ合わせ、ダイエット指導)
生活習慣病予防の運動及びリハビリ運動、心療カウンセリング、美容食
ご経歴 青葉学園短期大学食物栄養科卒業、日本女子大学家政学部栄養科卒業
東京農業大学栄養科及びアメリカジョージア州立大学栄養科に学ぶ
アメリカンワールドユニバーシティにて博士号取得
重野診療所にて栄養指導
ジョージア州エモリー大学講師
所属団体 日本栄養士会及び栄養改善学会、アメリカ栄養士会、日本ビタミン学会、日本肥満学会、アーユルベーダー学会、日本健康運動指導士会、日本代替医療学会
先生からの一言 美容や医療の指導に携わる人々は、第一に指導者本人が心身ともに健康でなければ説得力がない、できれば実年齢より5~10歳位若い肉体であるのが望ましいとの考えのもと、日々努力をしています。