おしえて先生

どす黒い爪

ゆう(#)・30~39歳女性 2007/02/06 投稿

もう、10年くらいにはなると思うのですが、爪の色がとても気になります。爪に、黒く縦すじの線が入っており、爪全体が黒っぽい感じです。まわりの人と比べてもかなりどす黒い感じです。これは、気にするほどの事ではないのですか?体のどこかが悪いということでしょうか?

爪のほくろではないでしょうか。

爪に現れる黒色線状の変化は、ほとんどが爪母(そうぼ)と呼ばれる爪の生え際にできる黒子(ほくろ)です。そのまま放置してもとくに問題はありませんが、まれに悪性である可能性もありますので、どんどん大きくなって爪が真っ黒になったり、爪自体が変形して来るようでしたら皮膚科専門医を受診下さい。

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。