2008年3月3日~2008年3月30日にhealthクリックでは「健康について」「医療について」「healthクリックについて」の3つをテーマにアンケートを実施、346人の方々から回答を頂きましたので、その結果を報告いたします。
「健康に関する意識調査」「healthクリックに関する意識調査」はこちらからご覧ください。
Q. かかりつけ医がいますか?
かかりつけ医がいるかどうかを聞いたところ、「いる」(47%)、「いない」(51%)、「かかりつけ医の意味が分からない」(2%)という結果となりました。年代別でみると20代(27%)、30代(41%)、40代(44%)、50代(65%)、60代(71%)、70代(100%)と、加齢とともにかかりつけ医を持つ人が増えていることが分かります。性別によりその割合に大差はないものの、20代のみ「いる」と答えたのは女性のみで、男性はゼロでした。女性の場合、産科・婦人科などへの通院で若い世代からかかりつけ医を持つ人がいるのではないかと考えられます。
Q. かかりつけ薬局がありますか?
かかりつけ薬局についてあるかどうかを聞いたところ、「ある」(29%)、「ない」(67%)、「かかりつけ薬局の意味が分からない」(3%)と、かかりつけ薬局を持つ人の割合はさらに低い結果となっています。
Q. 病気に関する医師の説明を理解できていますか?
病気に関する医師の説明を理解できているかを聞いたところ、「よく理解できている」(59%)、「あまり理解できていない」(29%)、「難しいと感じる」(8%)と、3人に1人が理解不足という結果となりました。
かかりつけ医がいる人の「よく理解できている」は78%で、かかりつけ医がいない人の「よく理解できている」は46%と、慣れ親しんだ医師のいる人の方が病気に関する説明への理解度が高いことが分かります。これはふだんからのコミュニケーションが、患者が質問しやすい環境をつくり、医師もその患者さんにあった理解しやすい説明や言葉選びをすることが可能となっているのではないかと推察されます。
Q. 薬に関する薬剤師の説明を理解できていますか?
また、薬に関する薬剤師の説明を理解できているかを聞いたところ、「よく理解できている」(61%)、「あまり理解できていない」(28%)、「難しいと感じる」(6%)と、医師の説明と同様に3人に1人が理解不足という結果に。かかりつけ薬局がある人の「よく理解できている」は76%、かかりつけ薬局がない人の「よく理解できている」は59%と、こちらもかかりつけ薬局を持つことが患者さんの理解度を上げていることが分かります。
Q. セカンド・オピニオンという言葉を知っていますか?
セカンドオピニオンを知っているか聞いたところ、「言葉は知っている」(76%)「知らない」(11%)、実際に経験したことがある(12%)という結果となりました。なかでも「知らない」と回答したのはどの年代でも女性より男性に割合が高く、たとえば50代では「知らない」と答えたのが女性で7%であるのに対し、男性23%と開きが見られます。