尖圭コンジローマの症状はイボがあるかどうかです。ですから、尖圭コンジローマにかかっているかは、自分でも確かめることができます。「自分は大丈夫」と思っているあなたも一度はチェックしておきましょう。
予防と治療の第一歩は、病気に気づくことです。当てはまる項目がないかどうか、チェックしましょう。
それぞれの項目に当てはまっていたなら、尖圭コンジローマを疑ってみた方がよさそうです。
病院で診てもらう場合、女性なら婦人科、男性なら泌尿器科で診てもらうことができます。また、皮膚科や性病科でも診てもらうことができます。
痛くもかゆくもないから、放っておかれることも多い尖圭コンジローマ。だからといって、この病気をあなどらないように!
尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスは、ほとんどの場合良性型ですが、極めてまれに悪性型のウイルスが見つかることがあります。悪性型のウイルスは子宮頸(けい)がんや陰茎がんとの関係が疑われています。
さらに女性の場合、感染したまま出産すると産道で赤ちゃんに感染してしまうこともあります。症状がなく気がつきにくい病気だからこそ、放っておかずに治療をしっかりしておきましょう。