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ひざの痛みのセルフケア(2)
医薬品とサプリの違いや、予防トレーニングをご紹介!

五反田西口クリニック院長・長屋憲先生

年齢を重ねると多くの人が悩まされる、ひざの痛み。「ちょっと痛いかも」という程度であっても、寒さが厳しくなっていくこの時期は、痛みを感じやすくなる。痛みへの対処法や、自分でできるオススメの予防法について、ひざの痛みを訴える多くの患者さんを診られてきた五反田西口クリニック院長・長屋憲先生にお話を伺った。

ひざの痛みを改善する医薬品とサプリメントの違いは?

――医薬品とサプリメントはどう違うのでしょうか?

医薬品は、品質や安全性などについて、厚生労働省の厳しい審査に合格し、承認されたものです。特定の症状に対する効能・効果を明示することが認められています。サプリメントは健康補助食品などと呼ばれるとおり、あくまでも食事の偏りを補うための食品です。

――含まれる成分に違いはありますか?

医薬品は成分の含有量にきちんとした基準があり、品質も一定に保たれています。一方、サプリメントにはこのような基準がありません。

足の筋力を高めて、ひざの痛みを予防しよう!

――ひざの痛みを予防するには、どうしたら良いでしょうか?

関節の働きに関わる筋肉を鍛え、筋力を高めることが、ひざの痛みの予防へとつながります。トレーニング方法にはいくつかあるので、無理のない範囲内で、長く続けられるものを選びましょう。

ひざの痛みを予防する運動の例

●イスに座った状態での片足上げ

イスに座った状態での片足上げ

イスに座った状態で片足ずつ伸ばしながら、座面(イスの腰を下ろす部分)と平行になるまでゆっくりと上げる。その後、同じようにゆっくりと地面に下ろす。これを左右の足で繰り返すことで、ひざの関節の働きに関わる太もも、すね、ふくらはぎなどの筋肉が鍛えられる。

●相撲の四股(しこ)

相撲の四股(しこ)

足を広げて腰を落とし、片足を10秒かけて横に上げ、10秒かけて地面に下ろす。力士がやるように、ドシンと力強く踏む必要はない。左右の足で繰り返すことで、上記のイスに座った状態での片足上げと同様、ひざの関節の働きに関わる筋肉が鍛えられる。

●スクワット

スクワット

立った状態で足を肩幅に開き、ひざの曲げ伸ばしをして、ゆっくりとしゃがんだり立ち上がったりする運動。曲げたときに、ひざがつま先よりも前に出ると、ひざを痛める恐れがあるため、前に出ないように注意する。筋力や痛みの状況などに応じて、イスに腰掛けた状態から立ち上がったり、机に手をついたりしても良い。

●足の裏でのタオルたぐり寄せ

足の裏でのタオルたぐり寄せ

床にタオルを敷き、手を握るのと同じ要領で、足の指でタオルをたぐり寄せる。歩き方に影響する足の裏の筋肉が鍛えられ、きれいな土踏まずが形成されることで、ひざの負担が軽減される。立った状態でも座った状態でも、どちらで行っても良い。

パソコンを使う姿勢が、ひざの痛みと関係ある!?

――日常生活で気をつけることがあればお教えください。

パソコンや携帯電話を使う人が多くなっていますが、気になるのはその姿勢です。姿勢が悪いと体がゆがみ、ひざにかかる負担が大きくなってしまいます。パソコンを使うときの姿勢でポイントとなるのが、キーボードの高さです。キーボードがひじより高くならないように、机やイスの高さを調節しましょう。

――IT化と同様、現代の住宅環境やファッションも痛みと関係はありますか?

住まいが欧米化したのは、実は関節にとっては良いことです。畳では正座をしますが、この姿勢はひざの関節に負担がかかってしまいます。これは、和式トイレにも同じことが言えます。畳のある家で暮らしている方も、関節のことを考えれば、できればイスを利用することをお勧めします。ファッションに関して、女性がヒールの高い靴を履き続けるのは関節には良くないのですが、まったく履かないというのはおそらく無理でしょう。その分、運動をして足の筋力を高めたり、食事で意識的に栄養素を摂取したり、医薬品でケアをするようにしましょう。

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