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COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか?

せき・たん、すぐに息が切れる…こんな症状ありませんか?

せきやたんが出る

せき・たん、すぐに息が切れる…こんな症状ありませんか?40年以上毎日20本以上たばこを吸い続けている68歳の男性、Aさん。定年後は年に1度の地域の健康診断を欠かさず受けており、とくに異常はみられない。しかし、ここ数年、急に息切れがひどくなり、家の階段の上り下りもつらくなってきた。「元気なつもりでも、もう70歳手前。健康診断では何ともないのだし、年のせいだろう…」と思っていた。しかし息切れだけでなく、徐々にせきやたんが出るようになって…。

こんな症状を持つ人が今増えている。とくに40年という長い喫煙歴を持つAさんのような人に息切れ、せき、たんといった症状が出る場合には、単なる年のせいではなく、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気の可能性が高い。こうした症状をくり返す場合には、すぐにかかりつけの病院で詳しい検査をしよう。

肺の生活習慣病!?COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、「慢性に経過する(Chronic)、気道の内腔が狭くなる(Obstructive)、肺の病気(Pulmonary Disease)」の略。気管支やその先にある細気管支、肺胞などの慢性的な炎症によって、肺への空気の出入りがうまくいかなくなる「気流制限」が起こり、息切れや呼吸困難が現れる病気のことだ。たばこが原因となるため、「肺の生活習慣病」ともいわれているが、一部排気ガスなどの大気汚染物質を吸い続けた人にも発症する。従来、「慢性気管支炎」「肺気腫」といわれてきた病気がこれに含まれる。

COPDのタイプ

COPDは、この2つの病気の原因や特徴、症状が重なり合って起こる。

慢性気管支炎タイプ 気管支が炎症を起こし、粘膜の分泌が増え、たんを伴うせきが連続して2年以上、毎年3カ月以上続くもの
肺気腫タイプ 肺胞壁が破壊され、のう胞ができることによって弾力性が失われ、肺が膨張。横隔膜が平らになって、呼吸困難となる

ゆっくり進行し、呼吸不全に陥る怖い病気

この病気の怖さは、風邪や喘息などほかの病気と思い込んだり、よくある症状だからと放置してしまうこと。病状は静かに進行していくが、重症化してしまうと、体に必要な酸素を十分に取り込めなくなったり、逆に二酸化炭素を体外に排出できなくなってしまう。慢性的なせきやたんがある人が、風邪などの感染症でかかりつけ医の診察を受けた直後、急に呼吸困難を起こし、救急車で運ばれてくる…そんなケースも少なくないのだ。

こうした風邪などの直後に起こる急激な症状悪化を「急性増悪」と呼ぶ。これはCOPDの大きな特徴で、ひとたび起きてしまうと、呼吸機能が低下してしまい、病状は進行してしまう。それによって体力が低下すれば、体調の変化も起こりやすくなり、急性増悪のリスクはさらに高まる…という悪循環に陥ってしまうのだ。

急性増悪

COPDは、「肺のなかにいっぱいに息をためて息を止めた後、さらに息を吸おうとしてもほとんど吸えないような状態」と例えられることがある。それだけの苦痛を伴うにも関わらず、急性気管支炎のような一時的な症状ではなく、ひとたび進行してしまうと、元の状態に戻すことはできないのだ。

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