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花粉対策の基本は食生活にあり

少しでもアレルギー症状をやわらげたい、花粉症にならない体質づくりをしたい、そんな人はふだんの食生活に気を配ってみましょう。症状をやわらげたり、花粉症になりにくい体質づくりに役立てることは可能です。

食べたものが体を変化させる

花粉症患者が増加した要因として、日本人の食生活や住環境が変化したことも大きいと言われています。食事をとる回数を1日3回として1年間では1000回以上の計算になり、どんなものを体内にとり入れたかは私たちの体質づくりに大きく影響していると考えられます。

少しでもアレルギー症状をやわらげたい、花粉症にならない体質づくりをしたい、そんな人はふだんの食生活に気を配ってみましょう。症状をやわらげたり、花粉症になりにくい体質づくりに役立てることは可能です。

実践!花粉に打ち勝つ体づくり

たばこ、アルコール、高タンパクな肉中心の食事、偏食は症状を悪化させる要因になります。
基本は、栄養バランスのとれた食事をとること。その上で、花粉の飛びはじめる少し前からサプリメントを摂取すれば、症状の緩和を手助けしてくれます。具体的には「くしゃみ・鼻水」には抗ヒスタミン作用をもつ成分を利用し、「鼻づまり」には抗ロイコトリエン作用をもつ成分を利用すると良いでしょう。それぞれの作用が期待できるサプリメントが市販されているので、自分にあったサプリメントを試してみましょう。
何種類かを組み合わせても問題となるような健康被害は報告されていないので、気になるサプリメントを複数同時に試してみるのもおすすめです。

花粉対策におすすめ

α−リノレン酸

薬味や刺身のツマなど、日本の食卓の名脇役として欠かせないシソ。メインの食材ではないが栄養価はきわめて高く、名前の由来も「紫色で生命を蘇らせる(紫蘇)」からきています。このシソの実から抽出される油にはα−リノレン酸という脂肪酸が含まれており、免疫を調節する機能があることで有名です。花粉が体に入ることで放出されるロイコトリエンをつくりにくくする作用があるといわれ、鼻の症状でお悩みの人にはうれしい味方となります。

甜茶ポリフェノール

甜茶は、中国南西部の山岳地帯に生息するバラ科の植物。古くから広西壮(チュワン)族自治区で「セキを払い、痰を切る」お茶として愛飲されてきました。正式名称を甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)という。甜茶に含まれるポリフェノールにはヒスタミンなどの化学物質が放出されるのを抑制し、花粉症のツライ症状をやわらげる効果があるといわれています。また花粉症のほかにアレルギー性鼻炎に効果があるとも。
●甜茶選びのポイント!
健康によいとして実績のあるお茶ですが、花粉症の症状をやわらげる甜茶ポリフェノールを含むのは、バラ科の甜葉懸鈎子だけとなります。甜茶にはアカネ科やユキノシタ科など複数の種類がありますが、花粉症の味方となるのはバラ科の甜茶なので注意しましょう。

バラの花エキス

バラの花エキスは、野生種のバラの花びらを加熱抽出した成分です。タンニン類に属するポリフェノールの一種、オイゲニインなどの成分が花粉症やアレルギー性鼻炎をふせぐとして注目を浴びています。オイゲニインはIgEが肥満細胞に結合し、ヒスタミンが放出されるのを抑制するはたらきがあるといわれています。
バラの花エキスによる抗アレルギー効果については、オイゲニインだけでなく複数の有効成分の相乗作用によるとして研究が進行中です。現在のはたらきに加え、潜在能力が期待大の成分です。

まだまだあるおすすめ成分

  • ●EPA/DHA
    青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの脂肪酸は、過剰にとったリノール酸系の油とのバランスを整え、免疫のはたらきを正常に戻します。また鼻のツライ症状をひきおこすロイコトリエンの産生を抑制します。
  • ●βカロテン、セレン、亜鉛
    鼻やのどの粘膜を強化してくれるので、花粉の症状が出る部位を保護するのにおすすめ。セレンにはロイコトリエンを破壊する効果も期待されています。