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血糖値を下げる運動習慣のすすめ

食後には運動を

糖尿病予防と改善のため、欠かしてはならないのが運動。適度な運動は代謝を高め、余分なエネルギーの燃焼に役立つ。また、血液循環をよくしたり新陳代謝を高めるばかりでなく、心身のストレス発散にもよい。それでは、どんなときに運動するのが最も効果的なのだろうか。

おすすめは食事の後。糖尿病の人は食後の血糖値が下がるスピードが遅く、高血糖状態が続く。しかし、食後に運動を行うことで、より速やかに血糖値を下げることができるのだ。ただし、食事の直後は血液が胃に集まっており、心臓の血液量が少なくなっている。いきなり運動をすると、心筋梗塞リスクを高めてしまうので要注意。30分〜1時間経った頃に行うのがベストだ。

朝、行う場合は必ず水分を摂ってから。起きたばかりのときは、血液がドロドロになっているので、心筋梗塞を起こす危険がある。血糖値を下げる薬を飲んでいる人は、食前に体を動かすと低血糖になりやすいので気をつけよう。

どんな運動をすればよい?

少しでもたくさんエネルギーを消費したい、という気持ちはわかるが、あまりハードな運動はおすすめできない。体を激しく動かすと、乳酸という疲労物質が体内にたまる。そのため、長時間の運動ができなくなってしまうのだ。

ウォーキング

最も効果的なのは、ウォーキングやスイミング、軽いジョギングといった「有酸素運動」。運動中に話ができる程度の、比較的楽なものだ。こうしたスポーツは、体内に大量の酸素を取り込むため、長時間続けることができる。また、脂肪が最も燃焼するのは、最大運動量の40〜60パーセント程度のとき。それより重すぎても軽すぎても効果的ではない。高齢者など、膝の関節が痛くて歩けないという人は、水中歩行やエアロバイクなどがよいだろう。頻度は週に3日〜5日。時間のめやすは30分〜1時間くらいだ。

運動中に気をつけること

とはいっても、今までまったく運動していなかった人がいきなり体を動かすのは危険。「若いときにやっていたから大丈夫」などとたかをくくらず、軽いものからじょじょに始めるようにしよう。
運動の前後には、必ずウォーミングアップとクーリングダウンを。また、長時間運動する場合には、甘いものを携帯し、低血糖を起こした場合に備えたいもの。 健康のための運動は、人に勝つために行うものではない。楽しみながら、長く続けるようにしよう。

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