一方、国民の3人に1人は肥満と言われるアメリカではどうだろう。"健康増進のために1日5サービング(品目と量)以上の野菜と果物を食べよう"という目標を掲げた「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)プログラム」という全国的な運動が1999年から始まり、1人当たりの野菜や果物の摂取量が飛躍的に伸びてきている。この運動により、アメリカではたった3年で野菜の消費量が15%、果物の消費量が17%も向上した。80年代には日本人にははるかに及ばなかった野菜の摂取量も、90年代後半にはついに逆転したと言われているのだ。
この「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)プログラム」でバランスのよい食生活を送る目安として用いられているのが「フードガイドピラミッド」。このピラミッドの比率を守りながら、1日に野菜3サービング、果物2サービング、あわせて5サービング(5
A DAY)以上食べると、栄養バランスを崩さずに健康が保てるというわけだ。
■バランスのよい食生活の目安「フードガイドピラミッド」
(米国農務省(USDA)推奨)
1サービングの目安
100%ジュースならコップ1杯
葉野菜なら1カップ
生または調理された野菜なら1/2カップ
野菜パワーのヒミツは"色素"にあった!
野菜を摂る最大のメリットとしてあげられるのは、なんといっても生活習慣病の予防。実際、「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)プログラム」に取り組むアメリカでも、がんをはじめとする生活習慣病による死亡率が減少傾向にあるとされている。