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ヒトは何時間眠れば良いのか?

現在日本人で一番多いのは7時間睡眠。しかし4時間ほどの睡眠で大丈夫な人もいれば、8時間寝てもまだ眠い人もいます。人間にとって最適な睡眠時間というのはどのくらいなのでしょうか?

脳の進化=睡眠の進化

多くの人が「寝られないから、体がいつも疲れてるんだ」と睡眠不足を感じていると言われています。しかし、実は体のための睡眠は全体の5分の1だけで、そのほとんどが脳のための睡眠です。人間にとって大切なのは「脳の睡眠」。脳が十分休めていないと、心だけでなく体も十分「休めた!」という満足感が得られません。疲れているのは脳の方だったのです。
下の図の通り、脳の進化した生物ほど、レム睡眠とノンレム睡眠の役割も進化し、うまく脳を休ませています。

睡眠の進化 睡眠の進化

ノンレム睡眠の役割

高度に進化した大脳の疲労を回復させます。
大脳の発達が下等な生物では、上図の通りノンレム睡眠がありません。もしくはあってもヒトのように4段階にまで分かれてはいません。
つまり、ノンレム睡眠は進化の過程で、脳自身を休めるために作られたシステムです。昼間の大脳の膨大な情報処理への集中力は、夜の睡眠で支えられています。
また、脳は筋肉に比べ、約10倍という大変な量のエネルギーを使います。そのエネルギーを節約するために、睡眠で脳を休ませるという説もあります。

レム睡眠の役割

大脳の休息・ノンレム睡眠に対し、体の休息と言われるレム睡眠。 しかし、レム睡眠も実は脳に大きな役割があると言われています。
昼間見たり・聞いたり・触れたことを、一時的な記憶ではなく、長期的な記憶に固定します。また、昼間の学習が多ければ、レム睡眠も増えることが確認されています。この世に登場したばかりで、覚えることがいっぱいの新生児は睡眠の約半分がレム睡眠です。

睡眠時間は遺伝子で決まっている?

現在日本人で一番多いのは7時間睡眠のようです。しかし、4時間ほどの睡眠で大丈夫な人もいれば、8時間寝てもまだ眠い人もいます。人間にとって最適な睡眠時間というのはどのくらいなのでしょうか?

ある実験で、毎日8時間睡眠の人が半年をかけて、医師の指導で無理せず少しずつ睡眠時間を減らし、6時間睡眠になりました。しかしその実験をやめると、たった1ヵ月で元の8時間に戻ってしまったそうです。このことから、その人に必要な睡眠時間は素質的に決まっていて、人為的に変えられないのではないか?と考えられています。

  • ●アナタはナポレオン派?
    ナポレオン・エジソンなどは6時間以下の睡眠で十分だった短時間睡眠者
  • ●アナタはアインシュタイン派?
    9時間以上の睡眠でないと昼間、普通に生活できない長時間睡眠者

では、何時間眠る?

1人1人で必要な睡眠時間が違うなら、自分は一体、何時間眠ればいいのでしょうか?大切なことは、次の通りです。

●本人の満足できる睡眠時間が肝心!

仕事の都合や遊びのため、ムリヤリ自分にとって短い睡眠時間にし、寝る間を惜しんでも疲れるだけです。また他人と比較しても仕方のないことです。「アイツは6時間も寝ないで頑張っているのに、寝てられない!」などと思っても、アナタが長時間睡眠者ならできない相談です。

●睡眠にふさわしい環境を整えてから

人間は本来、自分に必要な睡眠時間の後、自然に目覚めることができます。しかし寝ている間に邪魔が入っては、最適の睡眠時間を見つけられなくなってしまいます。環境を整えることから始めましょう。

●眠り始めを大切に

大脳が最も休まる1回目と、2回目のノンレム睡眠時に、いかにぐっすり眠れるかどうかで疲労の回復が違います。極端に言えば、後の睡眠は「おまけ」みたいなもので、その「おまけ」が多い人と少ない人がいるだけです。
しかし、眠る寸前に神経が興奮していると、始めの深い眠りの時に十分休めず、その後がズルズルと 長くなってしまいます。その人にとっての自然な睡眠時間を見つけるためには、眠り始めの約3時間を大切にしましょう

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